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2013年09月26日
藤や食堂の石巻焼きそば
「八戸せんべい汁を食べる旅」から石巻に帰還して、今度は「ご当地グルメ食べ歩きコーナー(←そんなコーナーいつできた?笑)の石巻編」
一昨年のB-1グランプリで6位入賞し、一気に名前が全国区となった「石巻焼きそば」を食べに、石巻駅前にある「藤や食堂」に行ってまいりました
まずは画像を…
何の変哲もない、目玉焼きの載った焼きそばに見えますが…
運んできた店長さんから
「途中で、ソースをかけて食べてください」
「えぇ?」ですよね…
実はこの焼きそば、まだソースがかかっていないんです
こちらのお店、石巻焼きそばが誕生した頃からの老舗店の一つで、三代目の店長さんが石巻焼きそばの歴史について、いろいろと教えてくださいました
石巻焼きそばの特徴は、冷蔵庫のない時代に、どうやって麺を保存するか、と試行錯誤する中で生まれた、二度蒸しすることで茶色く変色した中華麺を使用しているところです
二度蒸しすることで、麺の吸水性が上がり、メインの味付けは、ダシ汁で蒸し焼きするだけ
ダシの風味が麺にしっかり染み込み、決して薄味ではないのですが、ソース焼きそばよりもあっさりといただくことが出来ます
さらに、途中でソースを加えることで、一杯で二度美味しい
ソースを加熱しないことで、各店で趣向を凝らしているオリジナルソースの風味も壊さずに味わってもらおう、ということらしいです
そして、麺の上に載る目玉焼きにもこんなエピソードが…
石巻焼きそばは、ソースも目玉焼きもない状態で、一つの料理として完成された味なのだそうですが、訪ねてきたお客さんのために出前をとるときの「おもてなし」の気持ちとして、昔は高級品だった鶏卵の目玉焼きを載せるようになったんだそうです
三代目店長さん、石巻焼きそばで街おこしをしようと誕生した「石巻茶色い焼きそばアカデミー」の設立メンバーでもあるそうで、さすがに詳しいですね~
麺の保存方法を試行錯誤する中で生まれた郷土料理と聞くと、なんだか沖縄そばにも共通するなぁ、と感じたり、今はやりの「おもてなし」というキーワードがこんなところにも出てきて、ちょっと不思議な感じがしました
料理の成り立ちやエピソードを聞いていただくと、同じ料理でもさらに味わい深くなりますね
さらに、「焼きそば」と名前が付く郷土料理が東北地方だけでも数種類あることや、それぞれの特徴や成り立ちまで教えていただき、「ご当地焼きそば食べ歩きツアー」をしたくなりました(一番びっくりしたのは、青森県黒石の「つゆ焼きそば」…)
こんな歴史のある石巻焼きそば、震災前は50数店舗で食べることが出来ていたそうですが、製麺所をはじめ、ほとんどのお店が被害を受けて、一時は歴史が途絶える危機に直面したそうですが、徐々に営業を再開して今では15店舗以上までに復活しているそうです
石巻焼きそばをモリモリ食べて、さらに知名度をアップして、石巻の復興の応援をしていきたいですね
藤や食堂
住所 : 宮城県石巻市立町2-6-17(←クリックすると地図が開きます)
電話 : 0225-93-4645
営業時間 : 11:00~20:00(不定休)
応援サイト : 石巻茶色い焼きそばアカデミー
一昨年のB-1グランプリで6位入賞し、一気に名前が全国区となった「石巻焼きそば」を食べに、石巻駅前にある「藤や食堂」に行ってまいりました
まずは画像を…
何の変哲もない、目玉焼きの載った焼きそばに見えますが…
運んできた店長さんから
「途中で、ソースをかけて食べてください」
「えぇ?」ですよね…
実はこの焼きそば、まだソースがかかっていないんです
こちらのお店、石巻焼きそばが誕生した頃からの老舗店の一つで、三代目の店長さんが石巻焼きそばの歴史について、いろいろと教えてくださいました
石巻焼きそばの特徴は、冷蔵庫のない時代に、どうやって麺を保存するか、と試行錯誤する中で生まれた、二度蒸しすることで茶色く変色した中華麺を使用しているところです
二度蒸しすることで、麺の吸水性が上がり、メインの味付けは、ダシ汁で蒸し焼きするだけ
ダシの風味が麺にしっかり染み込み、決して薄味ではないのですが、ソース焼きそばよりもあっさりといただくことが出来ます
さらに、途中でソースを加えることで、一杯で二度美味しい
ソースを加熱しないことで、各店で趣向を凝らしているオリジナルソースの風味も壊さずに味わってもらおう、ということらしいです
そして、麺の上に載る目玉焼きにもこんなエピソードが…
石巻焼きそばは、ソースも目玉焼きもない状態で、一つの料理として完成された味なのだそうですが、訪ねてきたお客さんのために出前をとるときの「おもてなし」の気持ちとして、昔は高級品だった鶏卵の目玉焼きを載せるようになったんだそうです
三代目店長さん、石巻焼きそばで街おこしをしようと誕生した「石巻茶色い焼きそばアカデミー」の設立メンバーでもあるそうで、さすがに詳しいですね~
麺の保存方法を試行錯誤する中で生まれた郷土料理と聞くと、なんだか沖縄そばにも共通するなぁ、と感じたり、今はやりの「おもてなし」というキーワードがこんなところにも出てきて、ちょっと不思議な感じがしました
料理の成り立ちやエピソードを聞いていただくと、同じ料理でもさらに味わい深くなりますね
さらに、「焼きそば」と名前が付く郷土料理が東北地方だけでも数種類あることや、それぞれの特徴や成り立ちまで教えていただき、「ご当地焼きそば食べ歩きツアー」をしたくなりました(一番びっくりしたのは、青森県黒石の「つゆ焼きそば」…)
こんな歴史のある石巻焼きそば、震災前は50数店舗で食べることが出来ていたそうですが、製麺所をはじめ、ほとんどのお店が被害を受けて、一時は歴史が途絶える危機に直面したそうですが、徐々に営業を再開して今では15店舗以上までに復活しているそうです
石巻焼きそばをモリモリ食べて、さらに知名度をアップして、石巻の復興の応援をしていきたいですね
藤や食堂
住所 : 宮城県石巻市立町2-6-17(←クリックすると地図が開きます)
電話 : 0225-93-4645
営業時間 : 11:00~20:00(不定休)
応援サイト : 石巻茶色い焼きそばアカデミー
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